HONZ.JPで取り上げられた一冊。本書は、理学博士の竹内薫氏と建築家の藤本壮介氏の対談形式。本当に数学がいっぱいです。ただ、読んでいると建築のことがあまり印象に残らなかった。。。建築をとっかかりにいろいろな数学の面白いお話を披露してくれるような内容だ。
完成予想図は本来三次元のものを図表という形で二次元で表現する。そこで出てくる一次元から四次元までを順に表現していく図表はなかなかおもしろい。最初、ピンとこなかったけれども、順を追って見ていくと納得してしまった。
また、スケーリングと対数では、建築で作成する模型のお話。建築に携わっている人は、単なる縮尺模型から実際の建物をイメージできるそうな。単に現物を縮尺しても、実際の建物とは違うらしい。ここでは、カブトムシを例に、カブトムシをそのまま人間と同じ大きさにすると、本当に力持ちなのか?という話があるのだが、これが面白い。しっかり計算して人間の大きさに換算すると大して人間と変わらないそうな。なんだ。
対数の話では自身のマグニュチュードの話も出てくる。マグニチュードは1変わると32倍違う。なんでこんなに違うかというと人間が違いを実感できる程度が32倍らしい。
建築に黄金比が採用されている(ようである)が、そこから、オーム貝の曲率やハヤブサの飛行経路などにも黄金比が隠れている。(対数螺旋)
他にもいろいろ取り上げられているけれど、もうお腹いっぱい。
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