井上 明人
NHK出版
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本書はHONZ.JPでも紹介された本で、ゲーミフィケーションについて語られた本である。本書によるとゲーミフィケーションとは、「ゲームの考え方やデザイン・メカニクスなどの要素を、ゲーム以外の社会的な活動やサービスに利用するももの」として定義されている。そもそも、この「ゲーミフィケーション」という概念は2011年8月にガートナー社という調査会社が注目すべきテクノロジーの一つとして選んだ概念である。
ゲームというとTVゲームをイメージするが、本書では選挙の候補者のホームページ(オバマ大統領の選挙活動)や、ランニングの履歴管理(ナイキプラスやRUNKEEPER)や、ある地域へ訪れたことを記録すること(ロケタッチ、フォースクエアなど)を例にゲーミフィケーションについての説明とそれらの影響について述べられている。
いくつかのものはすでに知っていたが、選挙への活用例は思わずよく考えたなと感心してしまった。支持者は候補者のホームページ上に登録すると、どのように候補者のために役に立てたのか、例えば電話を何十世帯へかけたとか、いくら寄付をしたとかを記録すると、まるでロールプレイングゲームのようにレベルが上がっていき、レベルに応じた位が与えたれていく。その結果、支持者はまさにゲームを行なっているように支持活動に参画できるのである。よく考えたな〜と。
他にも、スターバックスの常連客へのサービスプログラムや、ディズニーの人事制度など、身近な例が色々出て来て興味深い。自分もプログラミングコードを勉強できる「コーデカデミー」をちょっと覗いてみたが、なかなか面白そう。
本書は、今、巷に色々あるサービスをうまい具合に整理していくれているような気もする。
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