2011年10月11日火曜日

【読書メモ】ヌードルの文化史

ヌードルの文化史
ヌードルの文化史
posted with amazlet at 11.10.11
クリストフ ナイハード
柏書房
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こちらは、HONZ.JPの書評を読んで購入を決意。店頭で本を手にとってちょっと驚いた。厚い。。。(笑)著者はスイス生まれのジャーナリスト。変に日本人でもなく、中国人でもなく、イタリア人でもないので、力が入ってなくていい。

ヌードルっていうから安易にラーメンのこと、あとパスタもみたいな、という内容を思い浮かべたが、小麦の品種のお話から、ヨーロッパのパスタにまつわる歴史、もちろん日本を含むアジアの麺料理のことまで取り上げている。いろいろな歴史をたどりつつ、あっという間に読み終えてしまった。今では手軽に食べられるパスタも、ルネッサンス時代のイタリアでは上流階級の食べ物だったそうな。ヨーロッパのその他の地域も小麦自体がとても高価なものだったらしい。
冷麺はもともと小麦だけだったようだ。しかし、痩せた土地でも育つソバが、そして小麦の代わりにジャガイモ澱粉を入れるようになって現在のようなコシのある風味になったらしい。ソバ粉自体、もともと貧乏人の食物だったとある。自分は今でもソバをよく食べるんだが。。。。それから、冷麺を真鍮の鉢で食べるのは、もともと銀製だった。食事に盛られた毒を見分けるため。銅または銀製の容器は毒に触れると色が変わってわかるそうな。なるほど。他にもいろいろ面白い、なるほど話が書かれてます。

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