2014年2月11日火曜日

【読書メモ】腸!いい話――病気にならない腸の鍛え方 (朝日新書)


本書は腸のお話。著者の伊藤裕氏は慶応大学医学部の教授で他に『臓器は若返る』がある。はて?どこかで聞いたことがあるような・・・・それに本書に出てくるイラストにも見覚えがあると思ったら、すでに読んでいたのであった。

腸は最も身近な臓器で、健康増進にも密接に関わっていることが書かれている。最も血液を使う臓器であり、老化の兆候が早くから現れるのが腸である。腸に関しては別の本『火の賜物』の著者R・ランガムも人間と動物の腸の違いについて引用されている。(これも読んでた)人間の腸は他の動物にくらべてサイズが小さい。その理由は、人間が火を使って食べ物を調理するようになったからというもの。その結果、腸へ振り分けられている文の血液を人間は脳に振り分けることができるようになり、脳の進化へとつながっていく・・・腸の役割は人間の進化にも影響を与えたのかもしれないというのだ。

メタボも、腸が関係する。なるべく腸を動かすようなも加工されていないものを食べたほうが腸がよく動いてカロリーを消費してくれる。だから、カロリー高めで消化に優しい物はもっともメタボへの近道になる。これからは生野菜を多く食べようと思う。

本書を読んで一番印象的なところは免疫系と腸との関係。リンパ球が作る外敵を排除するための武器である「免疫グロブリン」の半数は腸管で産生されている。腸は外部からものを体内に入れる「食べる」という行為でもっとも危険にさらされるからである。

腸の働きを良くする食べ物。それは食物繊維。食物繊維は便通を良くしてくれる。便の量を増やしてくれる。それは、腸をある程度引っ張ってくれることで腸の筋肉を刺激してくれる。

また、水に溶ける食物繊維は腸内でゲル状になり、糖や胆汁を吸着してくれる。その結果、血糖の急上昇を抑えてくれる。コレステロールから作られる胆汁を吸着するので、コレステロール値も下げてくれる。

食物繊維の豊富な食べ物は豆類、穀類、野菜(たまねぎ、大根、ごぼうといった根もの)、ナッツ類、くだもの、海藻。これらをたくさん食べて腸をいたわろうと思う。

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