2012年2月26日日曜日

【読書メモ】悲しんでいい―大災害とグリーフケア (NHK出版新書 355)

悲しんでいい―大災害とグリーフケア (NHK出版新書 355)
高木 慶子
NHK出版
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この本はHONZ高村氏の書評で取り上げられていた。 著者の高木慶子氏は上智大学グリーフケア研究所所長。

僕は、グリーフケアという言葉をこの本を読むまでは知らなかった。グリーフとは「悲嘆」。本書では「悲嘆」の状態を12個の項目を上げて定義している。具体的にどういうことなのかを確認できる。

最近は、東日本大震災の被災地へボランティア活動に参加される方も多いと思う。日常から非日常へ変わらざるを得ない状況になったしまった人々にどのように接し、そしてケアができるのか。ボランティアの心得についても項目ごとに挙げられているので、参加する前に読んでおくといいだろう。

この本には、東日本大震災でのボランティアに出向いた著者による経験談も語られているが、ボランティアとして参加した医師が交通費を請求した話とかびっくりする話も載っている。人によってボランティアという活動に抱く考えもそれぞれなのかと思う。

良かれと思ってやったたことが、被害にあった人にとってつらい気持ちを抱かせる結果にならないように、この本はとても参考になると思う。

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