2011年11月25日金曜日

【読書メモ】大停滞

大停滞
大停滞
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タイラー・コーエン
エヌティティ出版
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この本はHONZ 久保氏の書評を読んで買った。成毛さんの書評にもとりあげられている。この本の著者は世界的に有名な経済学者。僕自身、経済ってジャンルはどうも敬遠しがちだけれど、この本は読みやすくて安心した。でも、読んでみたらちょっと気分が落ち込んだ。。。

タイトルにもある大停滞。日本もパッとしない。じゃ、パッとしたときの世界はどんな状況だったのか。筆者は主に三つの要素を上げている。1.無償の土地 2.イノベーション 3,未教育の子供たち。今ではこれらの土地は開拓され尽くしたし、新たなイノベーションによる発明も無いし、教育水準も上がったしということで容易に収穫できる果実は食べ尽くされたってこと。

じゃぁ、経済の生産性が上がればまだなんとかなるんじゃないのかと。ここでも、政府部門、医療部門、教育部門からみてあまり生産性は上がっていないらしい。

それじゃ、インターネットはどうなの?これも収入を生み出す部門を経済に保ててない。要するに、効率的になった反面、雇用を生み出してないし、安価に楽しめるようになった。(つまりお金をかけなくて済むようになった)

なんか絶望的になってきた。。。解決策は?著者は「科学者の地位を高めましょう。」と主張する。つまり、今の景気の後退は経験したことがないくらい続く。そこで、国民が科学に深い関心を抱くことで、知的な面でも、情緒的な面でも困難に対処しやすくなる。う〜ん。科学に興味を持ち始めて最近本を読み始めたので、この点には賛成。やっぱり立ち向かうしかないのかなと。もっとたくさんの科学読み物を読もうと思いました。

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