2011年11月20日日曜日

【読書メモ】エネルギー論争の盲点―天然ガスと分散化が日本を救う (NHK出版新書 356)


こちら、HONZ久保氏の書評で紹介された本。節電は僕もちょっと取り組んだわけですが、この本を読んだ後で若干の虚しさを感じました。個人で節電してもやはり本人の満足感だけなんですかね〜。

で、そもそも、エネルギーってなんだ?ってことで、この本読むとわかりやすい。今、 原子力があのような状況なので、代替エネルギー源は何がよいか、ということで、水力、火力、風力といった各々のエネルギー源についてその特徴を述べている。そもそもエネルギー=電気って発想しがちだけど、それは正確に言うと違うらしい。電気は二次エネルギー、つまりエネルギーを伝えるもの。歯車と同じらしいです。

 本書では、効率的なエネルギーかどうかの判断ポイントは「エネルギー産出/投入比率」であるとしている。つまり、エネルギーは、入手しやすいことが大事。その観点からいくと、石油ほど効率的なエネルギーは無いらしいです。原子力は二酸化炭素を発生しないけれども、核燃料廃棄物を出し続ける、そしてそれらの処理に膨大なコストが掛かることを考えると最初から問題外ですね。

じゃ、石油は二酸化炭素発生するし、原子力もダメだし、水も、風も、いまいち。。。どうすればよいのか?筆者は「天然ガス」を有力なエネルギー源として提示している。天然ガスそのものは、真新しいものではないけれど、なぜ普及しないのか?このへんの裏側もこの本を読むとわかってくる。やっぱり政治が絡んでる。

そんなわけで、後半は天然ガスがどれだけ優れたエネルギーかが述べられている内容です。エネルギー論争について視野が広がるかもしれない。

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