2012年3月10日土曜日

【読書メモ】フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
サイモン シン
新潮社
売り上げランキング: 443

面白い数学の本をずっと探していた。たまに読んだりするがやはり文系の自分には基礎が無いので敷居が高い。そんなときにこの本を知った。HONZの村上氏も「数学だとこの一冊は外せない」と。 早速、購入して読んでみて、Amazonでも評価が高い理由がわかった。

本書は、17世紀の数学者、ピエール・ド・フェルマーが残した「フェルマーの最終定理」が1994年にアンドリュー・ワイルズによって証明されるまでについてを様々に登場する歴史上の偉人たちや、証明法、定理等、過去から順を追って述べられている。

この本が面白いのは、数学に馴染みのない人でも聞いたことのある有名人が次々に出てくることだ。数学に疎い僕でも本屋さんで名前をみかけたことのある名前が出てくる。ワイルズによる証明は、こうした過去の偉人達によって生み出された数々の証明法やテクニックを駆使している。だから、この本を読むと、少しばかり数学の有名人の自体のつながりが歴史を経て眺めることができる。ちなみに、この本には日本の数学者も登場する。ちょっと嬉しくなってしまった。

この本を読んで感じた面白さは、『ご冗談でしょう、ファインマンさん』に通じるものがあった。楽しく読み進められて、あっという間に読み終えてしまった。

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