2014年12月6日土曜日

【読書メモ】『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか? エネルギー情報学入門 (文春新書)』


「埋蔵量」とはなんだ? それを理解するにはまず「資源量」を理解しないといけない。「資源量」は地中に存在する「炭化水素量」を指す。それは発見度合いによって「未発見資源量」から、「推定資源量」そして「原始資源量」と三つに分けられる。「埋蔵量」はこの「原始資源」のうち技術的に回収可能な資源量のことである。

説明はさらに続く。「埋蔵量」も厳密には三つある。「予想埋蔵量」、「推定埋蔵量」、「確認埋蔵量」とあり、一般的にいう「埋蔵量」は「確認埋蔵量」のことを指す。やっかいなのは、この「埋蔵量」回収可能な資源量だから、発掘技術の進歩によってその量は増えていく。昔は石油は後30年なんて言われていた時期もあったけれど、今ではもう少し伸びているのはこのためだ。今後採掘技術が進めばこの数字はもっと伸びるだろう。つまり、後何年で枯渇しちゃうって話は確定ではないんですな。

本書では石油発掘の歴史から、代替エネルギーとの比較も含めて、分かりやすく書いてある。原発が止まっている今、やはり石油に依存せざるをえないのか?代替エネルギーはどうなのか?

残念ながら、まだまだ石油にはお世話にならざるをえないようだ。輸送効率、エネルギー埋蔵量、コストの面でもまだまだ石油が圧倒的に有利なようだ。

今後の日本はどのようなエネルギー政策をとるべきか。その点について考える時、筆者は日本がどのような国であるべきかを視点で考えることが大事だと訴えている。
やはり自国にエネルギーがあるのは有利だな〜

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