2011年5月29日日曜日

【読書メモ】統計数字を読み解くセンス―当確はなぜすぐにわかるのか?(DOJIN選書27)


 この本は、小飼弾さんの書評サイトで紹介された本。統計学の本はダレル・ハフの「統計でウソを付く方法」(リンク併記)を学生の時に読んで以来だなと。

 「相関関係がある」とグラフを見せられ、あたかも示された内容が原因かのように示される。でも、「相関関係」と「因果関係」は違う。そもそもそのグラフのデータはどのように取得したのか。もともと偏ってない? 安易に信じずに疑うことに気づく。もちろん、これ以外にもいろいろ。

 でも、この手の本は面白そうなんだけど、自分自身まだ消化しきれなかった。いや、単純に数式が苦手なだけです。もう少しこの手の本を読んでみようと思いました。

「統計で嘘をつく方法」

統計でウソをつく法 (ブルーバックス)
ダレル・ハフ
講談社
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【ちょっと休憩】なんか最近メモの文体が固いな・・・

 この読書、三日坊主で終わるかと思った読書メモですが、本人もびっくり、意外と続いております。ここで、簡単に振り返ってみたいと思います。あっ、これもすべて、自分に向けたメモです。軽く読み流してください。^^;

《ざっくばらんで礼儀が感じられる文章を目指す》
 ふと、過去の「読書メモ」を見返していみると結構ちゃんと書いているなぁと思う反面、不自然な敬語体だったりして文章のスタイルがブレてる^^;

 当初は、肩の力を抜いた、感想をボソボソと書いていました。個人的に気に入っている文章は、変に敬語を使い過ぎない程度にざっくばらんな文体で、それでもって礼儀が感じられる文章。自然に読めて、読んでて心地の良い文章、そんなのを書くように心がけております。(なかなか難しい。。。)

 で、最近の本のメモ。文面の書式に凝り過ぎるあまり読んでて面白くないなと(笑)。メモなのに3時間もかけてるものもあって、そういうものは、あとで読み返しても本当に面白く無い。このあたりは反省です、

《本を知ったきっかけを書いておこう》
 あと、読んだ本をどのような経緯で知ったかということの記述が抜けてるなと最近感じています。基本的に僕の読む本は、成毛さんの書評なんですが、最近は、小飼弾さんや森山和道さんの書評の本もなかなか面白そうなのがあって、すでに何冊か購入しました。書評を参考にさせてもらっている諸氏は、なぜその本を気に入ったのか、どうして買ったのかといったこともしっかり書いてあったような。そのあたり、自分ももう少し書いてみたらいいかなと思いました。後で振り返ったときに「なんでこの本読んだんだっけ?」と言う事にならないように。(すでにそうなっているもの何冊か。。。)

《誤字脱字が意外と醜い》
 自分の書いた文章を読んで、意外と肝心なところで変な誤字を見つけると凹みます。すでに何箇所かみつけてるのでこれから直そうと思いますが。。。気をつけよう。

《ブログに追記する場合はどうすればいいか》
 上記みたいに、ひと通り記事を書いた後で、書くことを追記したい場合って、新たに記事を起こすか、元の記事にそのまま追記するか、なんか悩みます。

2011年5月22日日曜日

【読書メモ】水を科学する

水を科学する
水を科学する
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川瀬義矩
東京電機大学出版局
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 この本は、身近な「水」について触れた本で、正直、漠然としすぎて、書店で手にとったときは、どんなことが書かれているのか不安半分、期待半分。正直、難しかった(泣)

 軟水やら硬水といったことについて触れていることは予想どおり。「波動水」やπウォーターなんかも「機能水」というくくりで触れてますが、こちらは科学的根拠が不明とのこと。なるほど。洋服の汚れがなぜ落ちるのかとか、光触媒とか面白そうな話題にも触れてます。ただ、説明にある化学式とかもう少し噛み砕いて欲しかったなぁ。初心者としては。

 海洋資源に発展してメタンファイトレードにも触れてますが、こちらも、化学式が当たり前のように登場しますが、ある程度の知識がないとちょっと辛い。図、表もふんだんに掲載されてますが、それらについての解説がだいぶ省略されてるのでちょっと自分のような化学初心者には難しい。

 

【読書メモ】知っておきたいエネルギーの基礎知識 光・電気・火力・水力から原子力まで各種エネルギーを徹底解説! (サイエンス・アイ新書)


 この本は、以前読んだ「知っておきたい太陽電池の基礎知識 シリコンの次にくるのは化合物太陽電池?有機太陽電池でみんなが買える価格に? (サイエンス・アイ新書)」と同じ著者 齋藤勝裕氏によるもの。「太陽電池の〜」が周期表も交えて原子・電子の基礎の基礎からじっくり説明していたのですが、この本は、化学式がいきなり出てきたり、やや難しかった^^;

【読書メモ】メタルカラーの時代〈2〉 (小学館文庫)

メタルカラーの時代〈2〉 (小学館文庫)
山根 一眞
小学館
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 この本は、1993年に出版された最初のハードカバー版の3分割された文庫版のうちの一つ。説明が難しいけれども、身近にある工業製品の開発者が語る苦労話とでも言うべきか。

 僕はこの本を小飼弾氏の書評で知った。ちょうど、東日本地震の後、電力不足が叫ばれ、関西から関東に電気を送電したらいいのにというTwitterでのツブヤキに、氏がそう簡単にいかない事情がある。ということで本書を薦めていた。

 内容は今から20年近く昔の本だけど、いろいろな苦労話は読んでいるだけで面白い。僕が特に興味を持ったのは、東京都庁周辺にある東京ガスの施設にはジェット機のエンジンを使った発電機があること。ジェットエンジンをジェネレータとして利用する。日銀の金庫を爆破する話も金庫を作る側の話と合わせて収録されていて絶対に爆破できる側と絶対に破れない側との主張のぶつかり合いが楽しい。東京ドーム建設の話では、その素材の由来がおもしろい。これは、第二次世界大戦時のレーダードーム技術の延長線にあることなど。ここでも軍事技術がでてきた。

2011年5月15日日曜日

【読書メモ】チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る

チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る
大河内 直彦
岩波書店
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本屋でこの本を見つけて、「えっ。。こんな厚い本なのか」ってぐらい面食らいました。しかも出版社はあの岩波書店。しかし、内容はとても読み応えがあって、しかも分かりやすく、読んでいておもしろい。

この本は、多くの研究事例を紹介しながら気候変動の原因をたどっていく。地球の自転軸、公転軌道と太陽の関係から、年代測定の方法としての酸素同位体温度計、放射性炭素年代法。。。。そして、海洋深層水にふれていく。内容は盛り沢山ですが、楽しい。僕のような読書初心者でも、どんどん読み進められる。

放射性炭素年代法ではマンハッタン計画に触れている。ちょうど、「日本は原子爆弾をつくれるのか」を並行して読んでいたので、原子・電子の知識はここでも重要だなと認識した次第。

温暖化という言葉を聞いて二酸化炭素が原因だなと漠然としか浮かばなかったけど、この本を読むといろいろな要因が絡んで、問題はそんな単純じゃないことがわかります。



【読書メモ】日本は原子爆弾をつくれるのか (PHP新書)

日本は原子爆弾をつくれるのか (PHP新書)
山田 克哉
PHP研究所
売り上げランキング: 251510

 ちょうど、二ヶ月前に震災があり、この記事を書いている今は、福岡第一原子力発電所の放射能漏れが大変なことになっている状況です。メディアでも原発の放射能被害について頻繁に報道されています。(ちょうど、被害がレベル7になった)

 そんな中、本書は、2009年2月に成毛氏の書評で一度取り上げられ、再度取り上げられたもの。日本が、原子爆弾を作成できるのかというタイトルだが、原子力発電とは?、原子力発電とは?、放射能とは?といったことがひと通り書かれてます。

 「軽水炉」とか「ウラン235」と「ウラン238」とか「遠心分離機」とかニュースで聞いたことのある単語が出てきますが、それらがどういうもので、原子爆弾作成にどのように関連するのかがわかります。

 ここで以前書いた「知っておきたい太陽電池の基礎知識〜」で、原子、電子の基礎の基礎を読んでいたのですが、読んでてよかった。(^^ゞ ここで読んだ知識がとても役に立ちました。ウラン、プロトニウムそして、アルファ崩壊、ベータ崩壊など、もう電子・原子の知識の復習。

 広島、長崎に投下された原子爆弾。それの製造計画:「マンハッタン計画」。これについての記述を読むと、アメリカの傾注ぶりの凄さがわかるとともに、アメリカはその研究成果を確認するため、先の大戦ではなんとしても原爆を投下したかったんじゃないのかなと、感じてしまう。

 じゃ、日本は原子爆弾を作れるのか?技術的には可能だが、相当困難。法律、国民感情を踏まえると、無理でしょうというのが僕の感想。まず、開発のための予算が通らないんじゃないでしょうか。